清らかな水で育つ信州の魚たち

記事投稿日:2020.04.17

信州の魚をチェック!

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海に面していない長野県ですが、日本一の長さを誇る「信濃川(千曲川を含む)」をはじめ木曽川や天竜川など、豊かで清らかな川が数多く流れています。

こうした川は、イワナ、アユ、コイといった淡水魚を育み、山に囲まれた地域ならではの食文化を形成してきました。また、ニジマスやサーモンなどの「マス類」の養殖も盛んに行われており「海なし県」だからこその、魚への熱い想いに溢れています。

<信州サーモン>

トロリととろける食感が特徴のブランド魚。主な出荷サイズは、重さ2~3kg、全長55~65㎝程度で、長野県全域で生産されています。

長野県水産試験場が約10年かけて開発した魚で、アトランティックサーモンに比べ脂質が低くタンパク質が高くなるよう育てており、”きめが細かく肉厚な紅色の身”に美味しさの定評があります。

信州サーモンのお造り

信州サーモンの麹甘酒〆寿司

 

 

 

<信州大王イワナ>

白く透き通った身とあっさりとしていて食べやすい味わい。和食だけでなく中華料理や洋食などいろんな料理に使うことができます。まさに「大王」の名にふさわしい魚です。

主な出荷サイズは、重さ1kg超、全長45~50cm程度で、長野県全域で生産されています。「刺身で1年中美味しく食べられる魚が欲しい」という声に応じて、長野県水産試験場が開発したものです。信州サーモンと並ぶ、長野県が誇る「2大ブランド魚」として人々を魅了しています。

信州大王イワナの豆鼓蒸し

信州大王イワナの刺身

(補足:栄養成分について)

2大ブランド魚の栄養価は下記のとおりです。

信州サーモン、信州大王イワナ以外の数値は「7訂増補日本食品成分表」による

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<佐久鯉>

信州の特産魚のひとつで、200年以上の養殖の歴史を持っています。主な出荷サイズは重さ約1~1.5kg、全長30~35cm程度で、佐久地域で主に生産されており、古くからおめでたい席には欠かせない食材でした。

佐久の気候や風土により、身の締まった美味しい鯉に育ちます。一年中美味しく食べることができますが、特に「寒鯉(かんごい)」は独特の味わいです。

昔ながらの鯉料理「鯉こく」「鯉のあらい」だけでなく、最近は「熟成鯉」などの新しい食べ方も広まりつつあります。

熟成鯉の刺身

佐久鯉のうま煮

<ニジマス>

育てやすく肉質がよい、長野県で一番生産量の多い魚です。主な出荷サイズは、重さ100~150g、全長20cm程度、大型サイズは重さ500g~1kg超、全長30cm~50cm程度で、その育てやすさから全国各地でブランド魚の開発が進められ、信州サーモンの母親にもなっています。

長野県におけるニジマス養殖の歴史は大正時代、明科町(現在の安曇野市明科)に「明科養鱒場」が誕生したことから始まります。安曇野ではニジマスの飼育に適した5~10℃の水が湧き出ており、この自然の恵みを活かして、魚の養殖を行う拠点ができたのです。

まさに、長野県のニジマス養殖が、日本をリードしたともいえるでしょう。

<まだまだあります!信州の魚>

これらの他にも信州の魚はまだまだあります!

例えば、柔らかくて淡白な白身の魚の「シナノユキマス」。主な出荷サイズは重さ500~800g、全長35~45cm程度で、小骨が少ないことが特徴です。1975年にチェコスロバキアから導入され、いろいろな料理に使うことができます。

伝統的な魚の食文化と、新世代の魚たちが共に活躍する「信州の魚」にこれからもぜひご注目ください!

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